中学3年 コミュニケーション授業②

2017.01.28

  • 2014年度入学
  • 体験学習

中学三年生が修学旅行の振り返りとして、芸術家の方を講師にお招きし実施する「コミュニケーション授業」。山本卓卓(やまもとすぐる)さんにご担当いただいたクラスの二回目の授業の様子を紹介します。

第二回では修学旅行中、実際には起こっていない虚構の場面を創ります。まず、授業の前半は虚構の場面を演じるために必要なことについて考えるためのワークを行いました。

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教室の中をみんなで歩き回ります。

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「床がスライムで満ちていたら」「床がこんにゃくだったら」といった状況をイメージしながら歩いてみます。実際には体験したことのないことでも、その状況を想像すると、脚の上げ方や重心の置き方など、歩き方が変わります。

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床に一本の線を引き、それを地上20mのところに設置された平均台に見立てて歩いてみます。実際には安定した足場なのですが、生徒たちはまるで本当の平均台の上を歩いているかのように身体を揺らしたり、両手を広げてバランスをとったりします。
想像力を働かせ、感覚を身体に呼び起こすことによって、虚構のことでもあたかも本当にそうであるかのように表現できるのだと、山本さんはこれらのワークを通してご説明くださいました。

授業の後半はグループワークです。写真の後にどんなことが起こったら面白いかを考えて、班の中で共有します。
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班ごとに、どんな出来事があったことにするのか、考えたことをプレゼンします。
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前回の授業で思い出した現実に起こったできごとと、今回の授業で考えた虚構の出来事を合わせて、演劇作品を創り、できたところまでをクラスで発表してみます。
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次回は第三回の授業の様子と発表会の様子を併せてご紹介いたします。